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2017年3月8日
税理士法人トラストブリッジ様主催のビジネスセミナーに講師として参加しました。
セミナーのタイトルは「買いたくなる商品のつくりかた・つたえかた」。
前回のセミナーでは「Webサイトの目的が明確になっているか?」というお話で、色彩のお話は少しだけでしたが、今回は“商品を伝えるために、色彩をどう活用していくか”を、色彩が持つ心理的な要素も含めてお話しました。
例えば「緑茶のペットボトルのパッケージがオレンジ色」だったらどうでしょう?パッと見て、「これは緑茶だ」とわかるでしょうか。人は文字よりも先に色を見てそのものがどんなものなのか、無意識に認識し判断をします。「緑茶」を色で伝えるにはやはりそのものの色である「黄緑・緑色」を使った方がわかりやすいですよね!
こんな風に色を使ってどんな商品なのか、どんなサービスなのかをユーザーに視覚的に伝えることはとても重要であり、とても効果的であるといえます。セミナーの中では、「大人向けの商品だったら落ち着いたシックな色、逆に子供向けだったら鮮やかな色がいい」といったお菓子の例や、訴求したいポイントによって決まるベースにすべき色を、実際の商品を例にお伝えしました。
実際の商品やサービスによって、配色や見せ方は変わってきますが、まず「何を伝えたいのか」という訴求ポイントを明確にすること。その上でどんな配色をすればいいか、色彩計画を立てることが大切です。
ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました!
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