カラボ色大学® トップ > カラボ色大学® とは > カラボ色大学®が教えるパーソナルカラーとは?
パーソナルカラーとは、その人の生まれ持った肌の色や瞳の色、髪の色と調和した色、つまり似合う色のこと。 人それぞれ個性が違うように似合う色もそれぞれ違い、「パーソナルカラー診断」とはその似合う色を見つける診断のことをいいます。ロバート・ドアが「すべての色をイエローアンダートーンとブルーアンダートーンの大きく2つに分けられる」と唱えたように肌の色も大きく2つのグループに分け、さらにヨハネス・イッテンが唱えた考え方を踏襲した「春・夏・秋・冬」の4つのシーズンに分類したものがパーソナルカラーシステムの基本です。
パーソナルカラーは様々ある色彩理論のうち、ジャッドが定めた4つの原理のうちの《似た色同士は調和する》という類似性の原理に当てはまりますので、自分の肌の色と同じアンダートーンの色は調和する、つまり自分に似合う色ということになります。
最近では対面式の診断だけではなく、雑誌やwebサイトなどでのチャート式診断、アプリを利用した画像診断など手軽にできるものも増えてきました。
雑誌やwebサイトなどでのチャート式診断だと、「肌色のタイプはピンク系?イエロー系?」や「オレンジ色のトップスを着るとどうなる?」など質問が自分ではよくわからない、応えづらい質問も多く、結果を知ってもそれが本当に正解なのかしっくりこない場合も多いかと思います。
またアプリや写真を使った診断も、スマホなどで撮影したときの照明などの環境も実際の肌の色に影響してしまいますし、画像が綺麗に撮れていたとしても画像はRGBという赤・緑・青の光で色が表現されており、実際の肌の色とは作られ方が異なるため正確な判断はできません。
また、対面式のパーソナルカラー診断を受けてもアナリストやそのアナリストが所属している団体によって、手法や分類方法、診断に使うドレープが異なる場合も多く、またアナリスト自体の知識や経験が不足している場合もあります。詳しくは授業内でお伝えいたしますが、人の肌色は数パターンに分けられるような簡単なものではありませんので、布の色で肌の色がどう変化するかを見極める必要があります。
カラボ色大学®で学べるパーソナルカラーは、伝統的なスタイルをベースに日本人の感性と肌色、好まれる傾向などを独自に組み合わせたものです。
ドレープと呼ばれる様々な色の布を、診断する人の胸元に布を置き、どの色の時に肌がどう変化するのか(例えば明るくなる、暗くなる、黄みを帯びる、青白くなるなど)を見極めて、魅力的に見える色を探していきます。ドレープは120色1セットのものを使用します。
昨今のパーソナルカラー業界には、7シーズンや16タイプなど細かく分類している流派もありますが、その全ての基になっているのが4シーズンです。すべての色は色の三属性である色相・明度・彩度で表現することができ、明度・彩度を合わせたトーン(色調)という考え方で似合う色を分類をすることができます。ですので、《色彩の基礎》がきちんと理解できていればわざわざ8シーズンや16タイプなどに細分化する必要はありません。
カラボ色大学®では知識や理論を学ぶ座学と、実際にドレープを使った実践形式の授業があり、シーズンを定める方法やベストカラーを探す手順など、生徒さん同士がモデルになって実際に手を動かしながら学ぶことができます。実際に店舗へ出向き、流行色の傾向や展開されている色、コスメのラインナップなどを調査し、その中でのコーディネートについて実践を通して学びます。
結局のところ、なぜその色がどういう理由で似合うのか?、仕組みや理由がきちんと理解できれば、自分でお買い物に行ったときに色選びに迷わなくなり、またアナリストとして既に活動されている方でも、より説得力のある説明と色彩理論に基づいた提案ができるようになります。様々なパーソナルカラー診断を色々と受けてシーズン難民になっている方も、パーソナルカラーアナリストとして活動したいと思っている方も、また活動している方の学び直しにもなる講座ですのでこの機会に、楽しくパーソナルカラーを学びませんか?
雑誌やwebサイトでの自己診断や対面式の診断をしたことがある方も「そもそもなぜこの色が自分に似合う色なのか?」がわからない方がほとんどです。また診断を行うカラーアナリストとして活動している方でも知識不足で説得力に欠けると悩む方も。
しっかりと仕組みを知り、色彩の知識を得れば、実際に店頭に並ぶ服やコスメの色から自分に似合う色を選ぶことができ、お客様の診断を行う際にもスムーズに、自信を持ってコーディネートの提案が可能になります。
色彩検定2級程度までの知識があるとより早く理解いただけます。
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